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#05 革ジャンを洗濯⁉
古着の革ジャンを水洗いしてみました。 そもそも革製品って洗えるの?と思われる方もいらっしゃるでしょうか? 革は皮から革に加工する際に水をたくさん使用して作られます。 そのような経緯もあって、適切な処置をすれば革は洗えます。その際、革のコンディションや革を洗う材料、方法などの見極めは必要です。(ご自身でされる場合は破損などのリスクは自己責任でお願いします) リスクがご心配な方は、業者の方に依頼されることをオススメします。 今回はおしゃれ着用洗剤のエマールを使用して水洗いしてみました。 形が気に入りネットで購入したのですが、ホコリや汚れ、油分などが合わさった臭いがひどかったので洗濯することにしました。 古着の革ジャンは価格を抑えて購入できたり、アジのある状態や、革がある程度柔らかくなっている個体を手に入れられる良い面もありますが、臭いが付いている個体も多いのは革ジャンあるあるです。 革を丸洗いしたことはなかったので、YouTubeなどでいくつか動画を見て参考にしました。 とは言っても、今回はぬるま湯に適量のエマールを入れて浸け置きするだけなのですが(笑) 2~3時間放置すると水の色が茶色に! 汚れが落ちているのもありますが、革自体の色が抜けているのもあります。もともとが少し起毛しているヌバックのような素材っだったので色止め加工などもされていないのかもしれません。 結果としては少し綺麗になり、臭いも落ち着いたように思います。 乾燥は洗濯機で脱水し、日かげ干しをしました。オイルは入れなくて大丈夫そうだったのでブラッシングをして完了です。 革は急激に乾燥させると縮むのでゆっくり乾かす事と、洗うことで革の油分が抜け乾燥するので、必要があればオイルを入れて下さい。...
#05 革ジャンを洗濯⁉
古着の革ジャンを水洗いしてみました。 そもそも革製品って洗えるの?と思われる方もいらっしゃるでしょうか? 革は皮から革に加工する際に水をたくさん使用して作られます。 そのような経緯もあって、適切な処置をすれば革は洗えます。その際、革のコンディションや革を洗う材料、方法などの見極めは必要です。(ご自身でされる場合は破損などのリスクは自己責任でお願いします) リスクがご心配な方は、業者の方に依頼されることをオススメします。 今回はおしゃれ着用洗剤のエマールを使用して水洗いしてみました。 形が気に入りネットで購入したのですが、ホコリや汚れ、油分などが合わさった臭いがひどかったので洗濯することにしました。 古着の革ジャンは価格を抑えて購入できたり、アジのある状態や、革がある程度柔らかくなっている個体を手に入れられる良い面もありますが、臭いが付いている個体も多いのは革ジャンあるあるです。 革を丸洗いしたことはなかったので、YouTubeなどでいくつか動画を見て参考にしました。 とは言っても、今回はぬるま湯に適量のエマールを入れて浸け置きするだけなのですが(笑) 2~3時間放置すると水の色が茶色に! 汚れが落ちているのもありますが、革自体の色が抜けているのもあります。もともとが少し起毛しているヌバックのような素材っだったので色止め加工などもされていないのかもしれません。 結果としては少し綺麗になり、臭いも落ち着いたように思います。 乾燥は洗濯機で脱水し、日かげ干しをしました。オイルは入れなくて大丈夫そうだったのでブラッシングをして完了です。 革は急激に乾燥させると縮むのでゆっくり乾かす事と、洗うことで革の油分が抜け乾燥するので、必要があればオイルを入れて下さい。...
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#04 FEELZEのトラッカーウォレット
ご無沙汰しております。 年が明けたと思ったら、依頼分の仕事で忙しくなってしまい慌ただしい日々を過ごしておりました。 気が付けば更新もまだ出来ておらず、今年初のブログです。 少し落ち着いたので合間を縫って久しぶりにブログを書きました。 お付き合い頂ければ幸いです。今年もよろしくお願いします。 今回のテーマは「FEELZEのトラッカーウォレットについて」です。 FEELZEではトラッカーウォレットの注目度が高く、トラッカーウォレットからFEELZEのインスタやオンラインショップに訪問される方も多いかなと思っています。 トラッカーウォレット自体はシンプルなアイテムなので、ぱっと見た感じの印象は他と似たように思われるかもしれません。見た目も普通で決して多機能でもないトラッカーウォレット。何がそんなに良いのかはルーツからくるところもありますが、話すと長くなるので今回は割愛しておきます。 そんな中でも、工夫しているところはあるのでそちらに注目しました。 まずは見た目です。デザインを崩し過ぎるとトラッカーウォレットの良さが失われるので、見た目は究極のシンプルを追求しています。 カブセの長さや角のデザイン、ステッチの有無、ホックの位置、それだけでも随分と見た目の印象は変わります。そのバランスが悪いとどこか間抜けな印象になったりもするので、商品の顔という意味でもバランスにはこだわりました。 次は機能性です。トラッカーウォレットは良い意味でも、悪い意味でも無駄の無いデザインが格好良い財布だと思っています。 ただ使う上でストレスはなるべく減らしたいので、開け閉めの際に負荷の少ないホックを選び、ポケットの数や配置、小銭入れのファスナー部分など使いやすさも大切にして制作しています。 小銭入れのファスナー部分は出来る限り端まで伸ばし、小銭を取り出しやすくしています。サイズも厚みが出ないように小さなものを、見た目よりも使い心地重視でYKKを使用しています。 内容量にもよりますが、厚みとサイズ感もポケットに入れた時にストレスが少ないように気を配りました。どれもさり気ない事ですが毎日使うモノこそ、使い心地は重要だからです。 ...
#04 FEELZEのトラッカーウォレット
ご無沙汰しております。 年が明けたと思ったら、依頼分の仕事で忙しくなってしまい慌ただしい日々を過ごしておりました。 気が付けば更新もまだ出来ておらず、今年初のブログです。 少し落ち着いたので合間を縫って久しぶりにブログを書きました。 お付き合い頂ければ幸いです。今年もよろしくお願いします。 今回のテーマは「FEELZEのトラッカーウォレットについて」です。 FEELZEではトラッカーウォレットの注目度が高く、トラッカーウォレットからFEELZEのインスタやオンラインショップに訪問される方も多いかなと思っています。 トラッカーウォレット自体はシンプルなアイテムなので、ぱっと見た感じの印象は他と似たように思われるかもしれません。見た目も普通で決して多機能でもないトラッカーウォレット。何がそんなに良いのかはルーツからくるところもありますが、話すと長くなるので今回は割愛しておきます。 そんな中でも、工夫しているところはあるのでそちらに注目しました。 まずは見た目です。デザインを崩し過ぎるとトラッカーウォレットの良さが失われるので、見た目は究極のシンプルを追求しています。 カブセの長さや角のデザイン、ステッチの有無、ホックの位置、それだけでも随分と見た目の印象は変わります。そのバランスが悪いとどこか間抜けな印象になったりもするので、商品の顔という意味でもバランスにはこだわりました。 次は機能性です。トラッカーウォレットは良い意味でも、悪い意味でも無駄の無いデザインが格好良い財布だと思っています。 ただ使う上でストレスはなるべく減らしたいので、開け閉めの際に負荷の少ないホックを選び、ポケットの数や配置、小銭入れのファスナー部分など使いやすさも大切にして制作しています。 小銭入れのファスナー部分は出来る限り端まで伸ばし、小銭を取り出しやすくしています。サイズも厚みが出ないように小さなものを、見た目よりも使い心地重視でYKKを使用しています。 内容量にもよりますが、厚みとサイズ感もポケットに入れた時にストレスが少ないように気を配りました。どれもさり気ない事ですが毎日使うモノこそ、使い心地は重要だからです。 ...
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#03 修理は作ることより難しい
この仕事をしていると、よくお手持ちの革製品の修理が出来ないか?と聞かれることがあります。 ひとえに修理と言っても、ホックやカシメと呼ばれる留め具の交換や、糸ほつれの縫い直し、傷んだパーツの交換などいろんなケースがあります。 普段自分が制作している商品なら、まだ勝手が分かっているので修理もスムーズに進められますが、他社の製品となるとどうやって作られているのか?何が使われているのか?を分析するところから始めないといけません。 革製品にもいろんな作り方があり、FEELZEのように革一枚で仕立てる作り方もあれば、芯材を用いたり、内袋が備わっていたり、革以外の素材を使った作り方もあります。 作り方、使っている素材は、それぞれのオリジナルのレシピになるので再現する事は非常に難しいです。 料理人と言っても、日本食、中華、フレンチ、イタリアンなど様々な分野があるのと同じで、革職人と言ってもそれぞれが得意とする分野や扱う素材もまた違うのです。 他社の製品の修理が出来るか?と聞かれるのは、お寿司屋さんに入って、○○のところのハンバーグを作れますか?と言っているのと変わらないかもしれません。 それに修理は一度組み上がっているものを解体・再構築しないといけない場合がほとんどなので、一から作るよりも難しいです。 ステッチで空いた穴を元の素材が傷まないように再び同じところを縫ったり、弱っている箇所があればそれ以上傷まないように作業をしなければならなかったり、気をつけるポイントがたくさんあります。 修理は壊れたモノを直す事を求められているので、大前提として失敗は出来ません。受ける前に無理だと判断するか、受けたからには何が何でも直さないといけないのです。 出来る範囲内の修理はお助けしますが、どうしても直したいモノがある場合は、購入先の修理サービスか、修理専門業の方に依頼される事をおすすめします。
#03 修理は作ることより難しい
この仕事をしていると、よくお手持ちの革製品の修理が出来ないか?と聞かれることがあります。 ひとえに修理と言っても、ホックやカシメと呼ばれる留め具の交換や、糸ほつれの縫い直し、傷んだパーツの交換などいろんなケースがあります。 普段自分が制作している商品なら、まだ勝手が分かっているので修理もスムーズに進められますが、他社の製品となるとどうやって作られているのか?何が使われているのか?を分析するところから始めないといけません。 革製品にもいろんな作り方があり、FEELZEのように革一枚で仕立てる作り方もあれば、芯材を用いたり、内袋が備わっていたり、革以外の素材を使った作り方もあります。 作り方、使っている素材は、それぞれのオリジナルのレシピになるので再現する事は非常に難しいです。 料理人と言っても、日本食、中華、フレンチ、イタリアンなど様々な分野があるのと同じで、革職人と言ってもそれぞれが得意とする分野や扱う素材もまた違うのです。 他社の製品の修理が出来るか?と聞かれるのは、お寿司屋さんに入って、○○のところのハンバーグを作れますか?と言っているのと変わらないかもしれません。 それに修理は一度組み上がっているものを解体・再構築しないといけない場合がほとんどなので、一から作るよりも難しいです。 ステッチで空いた穴を元の素材が傷まないように再び同じところを縫ったり、弱っている箇所があればそれ以上傷まないように作業をしなければならなかったり、気をつけるポイントがたくさんあります。 修理は壊れたモノを直す事を求められているので、大前提として失敗は出来ません。受ける前に無理だと判断するか、受けたからには何が何でも直さないといけないのです。 出来る範囲内の修理はお助けしますが、どうしても直したいモノがある場合は、購入先の修理サービスか、修理専門業の方に依頼される事をおすすめします。