これからブログを通して、Instagramとは違った角度でFEELZEのことを発信していけたらなと考えています。
第1回目は、なぜモノ作りの仕事を選んだのか、そのきっかけの話をしたいと思います。
長くなりますが、ご興味があればお付き合いください。
そもそものきっかけは、ワークブーツが始まりだったように思います。
ファッションに少し興味を持つ年頃になって、いわゆる運動靴からスニーカーを履くようになっていきました。お年玉で初めて買ったスニーカーは、底に穴が開くまで履いたのを覚えています。
今ではリペアの技術や情報も普及しているので、スニーカーも長く履けるようになったかもしれませんが、当時はお気に入りのスニーカーを履き潰して捨てる時が来るのを残念に思っていました。
大学生になる頃には、父親が履いていたワークブーツにも興味を持つようになりました。
履いていく毎に足に馴染み、傷やシワも味になり格好良くなっていくところや、ソールの張り替えが出来るので、修理しながら長く付き合っていけるところが好きになりました。少し手間ですが、たまにメンテナンスが必要なのも、より愛着が湧きます。
どれでも良い訳ではなく、自分が選んだものを大切にする時間と経験が得られるのも、革製品の面白いところだと思います。
革という素材に惹かれていく内に、革を自分で購入して鞄や小物を作るようになりました。
作るのが楽しくて、今思えばそんなに出来映えも良くない作品を自分で使ったり、人にあげたりして楽しんでいました。
大学生活も終わりに近づき、何の仕事をするのかを考えていかないといけなくなった時に、将来性やお金がどうこうより、自分が続けていけそうな事を仕事にしたいと考えるようになりました。
何かを作ったりするのが好きだったのと、興味を持ち始めた革を仕事に繋げられないかなと。
結果、大学を卒業するまでに無事に仕事も決まり、一度転職もしましたが、ずっとやっていることは変わらずに革製品を作ってきました。
これからは自分のモノ作りを続けていけるかは自分次第ですが、昔の自分を思い出してやれることをやっていきたいと思います。
今回はきっかけのお話でしたが、反響があればその後のお話も出来たらなと思います。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。